2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
2022年に読んで印象に残った本 太公望(宮城谷昌光) かきバターを神田で(平松洋子) 走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹)
はじめに 探検家の角幡唯介さんが様々な媒体で書かれた文章を集めた本です。探検を書かれた本ではなく、山登りを中心にかかれた文章を中心に対談が入ってくるような構成で、多くのテーマが包含されています。 一番の感想としては、角幡さんが書いた探検の本…
はじめに 平松洋子さんの食べ物に関するエッセイ集です。短い作品がたくさん入っているのですが、出てくる食べ物が食べたくなる本です。食べ物が多彩で次から次へと楽しめます。馴染みの薄い食べ物なんかも出てきますね。 話題が料理のものもあり、こちらは…
はじめに 沢木耕太郎さんが本と作家について書いたものをまとめた本です。紹介されている本は実に多様。とても興味深いですね。 タイトルにもなっている「ペーパーナイフ」は書評の連載をまとめたもので、こんな本があったのかと驚かされ、その本を読みたく…
はじめに 古代中国の商から周への革命の時代を書いた小説です。主人公は有名な太公望(本作品では望とされています。)です。 とてもボリュームのある本ですが、ぐいぐいと読み進めることができました。読む推進力のようなものが滞ることはなかったように思…