向田邦子さんのエッセイで個人的に好きで、おすすめの5編を集めました。
箇条書きで感じたところなどを。
中野のライオン/新宿のライオン
- 東京でライオンを観るという信じがたいエピソード。
- 中野のライオン → 新宿のライオンと2編続いている。
- 向田さんのエッセイとしてはめずらしい、続編のあるエッセイ。
- どういう理由でライオンを観たのか、展開に引き込まれる一遍。
「食らわんか」
- 向田さんの食べ物のエッセイなのだからハズレはない。
- 簡潔なレシピで、出来上がりがしっかりとイメージできる。
- 食べ物が書かれたエッセイの安心感がある。
手袋を探す
- 比較的長い一遍。
- 人生観みたいなものがしっかり書かれている。
- 最初は意外に感じたが、向田さんのエッセイ全般の底にある何かが分かった気がした。
字の無い葉書
- 初めて読んだ向田さんのエッセイ。
- 国語の教科書に載っていた。
- 父の詫び状を読んでから、こちらを読むとより深く味わえると思っている。(自分は、読後感が変わった)
ごはん
- こちらも向田さんの食べ物のエッセイ。
- 思い出に残る食事のお話。
- 心に残るのは、誰でも共感できる感覚がきちんと、しかし湿っぽくなく書かれているからだと思う。