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書評のブログ。

【書評】「「小さな旅」(眠る盃)」(向田邦子)を読んでの感想

はじめに 本作品は、向田邦子さんのエッセイ集「眠る盃」に収められている一編です。 目次 はじめに 目次 全体の感想 印象に残った文章3選 1.'...やはり緑の色も違っているわ、と自分に言い聞かせる。' 2.'トランプのカードを切るように、四角い景色が、窓の…

【書評】「柔らかな犀の角」(山崎努)を読んでの感想

はじめに 俳優の山崎努さんによる本についてのエッセイ集です。1編の中で、2-3冊の本について書かれています。 本書を知ったきっかけは、「ほぼ日刊イトイ新聞」の山崎さんへのインタビュー記事でした。山崎さんは有名な作品に出演されている方なので、どん…

【書評】「アンパンマンの遺書」(やなせたかし)を読んでの感想

はじめに アンパンマンの作者、やなせたかしさんの自伝です。やなせさんが、どんな方か詳しく知りたいと思い、本書を手にとりました。 目次 はじめに 目次 全体の感想 本書に登場される方の中で印象に残った方、3名 1.手塚治虫さん 2.立川談志さん 3.永六輔…

【書評】「遅咲き(後藤正治ノンフィクション集 第10巻)」(後藤正治)を読んでの感想

はじめに 仰木彬さんについて書かれたノンフィクションです。イチロー選手が在籍していた頃の、オリックス・ブルーウェーブの監督というイメージではないでしょうか。本作品では、仰木さんの生い立ちから、晩年までの来歴が丁寧に書かれています。登場する方…

【書評】「「食らわんか」(夜中の薔薇)」(向田邦子)を読んでの感想

はじめに 「食らわんか」は向田邦子さんの「夜中の薔薇」という本に所収されている1篇です。向田邦子さんは、有名な放送作家だった方ですね。小説やエッセイ集も多く出版されていて、「夜中の薔薇」もその一冊となっています。「父の詫び状」を読んで、向田…

【書評】「江夏の21球」(スローカーブを、もう一球)(山際淳司)を読んでの感想

はじめに 有名なスポーツ・ノンフィクションの作品です。 著者の山際淳司さんはスポーツノンフィクションで有名なライターの方です。「スローカーブをもう一球」には他にも読みごたえのある作品が入っています。 沢木耕太郎さんの作品や、後藤正治さんの作品…

【書評】「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」(ほぼ日刊イトイ新聞)を読んでの感想

はじめに 本書は、HAL研究所代表取締役、任天堂の代表取締役社長であった岩田聡さんについて書かれたものです。基本的には、岩田さんが「ほぼ日刊イトイ新聞」上で話された言葉や、インタビュー記事等をまとめたものとなっています。糸井重里さん、宮本茂さ…

【書評】「How to Design いちばん面白いデザインの教科書」(カイシ トモヤ)を読んでの感想

はじめに 私はデザインを専門にはしていないのですが、Webデザインやアプリケーションの画面設計の参考にしたくて、デザインを知ろうとしていました。入門書の次に読む本という情報があったので、本書を選んだ記憶があります。読んでみて、デザインについて…

【書評】「「ねずみ花火」(父の詫び状)」(向田邦子)を読んでの感想

はじめに 本作品は、向田邦子さんの「父の詫び状」というエッセイ集に収められている一編です。印象的な一編でして、感想を書いておきたいと思いました。 「父の詫び状」は中学生の頃に名前を知ったように記憶しています。有名な本なので、内容が気になって…

【書評】「「分かりやすい文章」の技術―読み手を説得する18のテクニック (ブルーバックス)」(藤沢 晃治)を読んでの感想

はじめに 「文章を上手く書けるようになりたい。」というシンプルな気持ちから手にとった本です。 著者の藤沢晃治さんは元ソフトウェアエンジニアで、現在はビジネススキルや英語についての執筆、講演、研修を行われている方です。ビジネススキルの中でも、…

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